2017年6月17日土曜日

ファン・エイク《笛の楽園》全143曲演奏の試み(1)(2017/7/8,神山ホール)

ファン・エイク《笛の楽園》全143曲演奏の試み(1)
〜《笛の楽園》に描かれたリコーダー,フェルメールが描くギターによる〜

ミッフィーの生みの親の故ディック・ブルーナ氏が住んでいたオランダ中部の都市ユトレヒト、この地の諸教会にてカリヨン,リコーダー奏者として活躍したのが盲目のファン・エイクです。後に2巻143曲にまとめられた《笛の楽園》(1644,49,56) には,学校でよく使われているものとは違うリコーダーが描かれています。また,焼き物で有名なデルフトにて同時代に活躍した画家フェルメールは「ギターを弾く少女」(1670-2) で現代とは違うギターを描いています。この2つの現代のコピー楽器を使って,《笛の楽園》全143曲を10年ほどかけて全曲演奏を,ギターにて関連する当時の舞曲を演奏する試みの第1回目です。珍しい楽の音をお聴きのがしなく!
日時 2017年7月8日(土) 15時00分(開場14時30分)
会場 京都産業大学神山ホール大ホール
   〒603-8555 京都市北区上賀茂本山 
曲目(予定)
J.ファン・エイク (1590頃-1657)
《笛の楽園 第1巻》より 
〈ダフネ〉〈とんまなサイモン〉〈涙のパヴァーヌ〉〈天にまします我らの父よ〉〈マリアの賛歌〉〈詩篇118〉(2つの版による)

F.コルベッタ (1615頃-81)
D上のパッサメッツォ〜装飾された第2部〜そのコッレンテ〜パッサメッツォのガリアルダ〜そのコッレンテ (1639)
フォリアス (1643,1648)
第5旋法のプレリュード−アルマンド−サラバンド (1648)

A.M.バルトロッティ (17世紀前半-1668以降) 
フォリア(1655)

出演 竹内 茂夫(エイク・リコーダー他,バロック・ギター)
プロフィール
リコーダーを太田光子氏他多数,バロック・ギターを竹内太郎氏他,キタローネ(イタリアン・テオルボ)を佐野健二氏他,16〜17世紀の音楽を笠原雅仁・上野訓子両氏他に師事,多数のレッスンやマスタークラスを受講。17世紀イタリアなどの初期バロック音楽に特化したアンサンブル・パッサメッツォ・アンティーコ主宰,16〜17世紀宗教合唱曲を歌う会メンバー。日本リュート協会会員。京都産業大学文化学部教員。
主催 竹内 茂夫
後援・協力 京都産業大学文化学部
入場料 無料
問合先 竹内 茂夫 atake(あっと)cc.kyoto-su.ac.jp

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